
本コラムでは、タキロンシーアイの技術者がマイクロモータ(コアレスモータ・ブラシレスモータ・ギアヘッド)に関する専門知識を解説しています。医療機器・産業用工具・光学機器など幅広い分野でのモータ選定にお役立てください。
製品開発エンジニア・設計担当者向けに、モータ選定の技術的ポイントを詳しく解説。「どのモータを選べばよいかわからない」「コアレスとブラシレスの違いを知りたい」といった疑問にお答えします。

機械部品の設計や保全において、「摩耗」は部品の寿命や製品品質を左右します。摩耗とは、固体同士の接触と相対運動によって表面が徐々にすり減る現象です。駆動部品や軸受けなど、摩擦を伴う機構では摩耗への対策が求められます。 摩耗の進行は部品の寸法変…

DCモータは、直流電源を利用して回転運動を生み出すモータです。電気エネルギーを機械エネルギーに変換する仕組みを持ち、産業機器から医療機器、自動車の電装品まで幅広い分野で採用されています。DCモータにはブラシ付きやブラシレスの種類があり、それ…

製造装置や産業機器において、モータの動力を従動軸へ正確に伝えるにはカップリング(軸継手)が用いられます。カップリングは駆動軸と従動軸を連結し、取付誤差の吸収や振動の緩和といった役割を果たす機械要素部品です。 ただし、カップリングにはジョータ…

慣性モーメントは、回転体の「回しやすさ」や「止めやすさ」を示す物理量であり、モータの設計計算において必要な要素です。モータを選定する際には、負荷の慣性モーメントを正しく算出し、必要なトルクや加減速性能を見積もる作業が必要です。 慣性モーメン…

モータの性能を決定づけるもっとも重要な要素の一つが「巻線」です。巻線とは、銅線やアルミ線などの導線をコイル状に巻いたもので、電流を流すことで磁場を発生させ、ほかの磁場(永久磁石や別巻線)との相互作用でモータの回転力を生み出す心臓部といえます…

製品設計や機械設計において、部品の破損や故障を防ぐために重要になるのが『安全率』の概念です。安全率とは、材料や部品が実際に受ける荷重に対して、どれだけの余裕を持たせるかを示す指標で、製品の信頼性を確保するための判断基準となります。 モータ選…

産業機器、医療機器、光学機器など、モータを動力源とする製品設計において、「減速機」は性能を左右する重要な要素部品です。モータ単体では得られない高トルクの出力や精密な位置決め制御を実現するため、多くの機器に組み込まれています。 しかし、「減速…

マイクロモータや小型モータを使用する機器開発において、必要な回転数とトルクを得るために広く用いられるのが「ギアヘッド」です。ギアヘッドは減速機とも呼ばれ、モータの出力軸に接続して回転速度を落としながらトルクを増大させる歯車機構です。 本記事…

医療現場で使われる輸液ポンプやインスリンポンプ、人工透析装置などの医療用ポンプでは、薬液や血液を正確に送り出すモータが不可欠です。わずかな流量の誤差が患者の安全に直結するため、モータには高い精度と信頼性が求められます。さらに、在宅医療の普及…

モータは電気エネルギーを機械エネルギーに変換する装置で、医療機器、産業用ロボット、光学機器など、B2B製品開発に欠かせない要素部品です。しかし、「医療機器向けにはどのモータが最適か」「振動や騒音を抑えるにはどの種類を選ぶべきか」「小型化と高…