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マイクロモータ事業の歴史と今後の展望

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タキロンシーアイ株式会社のマイクロモータ

タキロンシーアイ株式会社は総合樹脂加工メーカーとして100年以上の歴史を持つ中で、マイクロモータの開発/販売も行っています。
マイクロモータとは、小型で精密な電動モータであり、医療機器、ロボット、FA機器、カメラなど、さまざまな産業で重要な役割を果たしています。

私たちの暮らしをより便利に、そして安全にするために、マイクロモータは欠かせない存在となっています。
ここでは、タキロンシーアイ株式会社がどのような背景でマイクロモータの事業を拡大させたのかを紹介させていただきます。

マイクロモータ事業の誕生(1989年)

マイクロモータ事業誕生前、タキロンシーアイは日本で初めてゴム素材に酸化鉄を練り込む技術を確立し、磁性材の製品を販売していました。
1988年、ある営業マンから「マグネットを応用して、より単価の高い完成品を生み出すメーカーになりたい!」との声が上がり、1989年に事業の多角化と川下展開を狙いマイクロモータ事業をスタートしました。

成長期とグローバル展開(1990年代)

1990年代になると、携帯電話を含む小型電子機器市場の拡大に伴い、マイクロモータ市場全体の需要が増加しました。
この時期に同社はグローバル展開を加速させ、1995年には中国に上海希愛化成精密馬達有限公司(現:上海希愛化成電子有限公司)を設立。

中国市場だけでなく世界市場への製品供給力を高める重要な拠点となりました。

技術革新と製品の多様化

タキロンシーアイは事業開始以来、常に技術革新を推進してきました。
1990年代、ポケベルの振動モータはφ7のサイズが標準でした。そこを同社は小型化の技術力を発展させていくことで当時世界で初と思われるφ6の振動モータを開発致しました。
さらに、φ4の振動モータの開発と上市を行い事業拡大を果たしました。

その後も、同社は技術革新を推進させて、コアレスモータやブラシレスモータについて様々な技術力を発展させていきました。
さらに、同社はギアヘッドやエンコーダといった関連製品の提供も開始し、マイクロモータ単体だけではなく、システムとしての価値を提供できるようになりました。
この製品の多様化によって、タキロンシーアイは市場のさまざまなニーズに応えられる強固な事業基盤を確立しました。

経営統合とタキロンシーアイ株式会社の誕生(2017年)

2017年には、タキロン株式会社とシーアイ化成株式会社が経営統合し、新たに「タキロンシーアイ株式会社」が誕生しました。
この統合によって、両社の強みが融合し、マイクロモータ事業を含むさまざまな事業分野でのシナジー効果が期待されました。

統合後、同社はマイクロモータを重点事業の一つとして位置づけ、さらなる技術革新や市場開拓に注力しています。

まとめ・今後のビジョン

タキロンシーアイのマイクロモータ事業は、1989年の事業開始以来、常に革新を続けてきました。
同社はこれからも時代のニーズを的確に捉え、顧客と共に新たな市場を開拓し続けます。

「革新と信頼性」をモットーに、タキロンシーアイはこれからも技術力と市場対応力を高め、持続可能な成長を目指します。
マイクロモータという小さな技術が、世界の産業を大きく支える。

――そんな未来を、タキロンシーアイは描いています。

 

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